今日がとても楽しいと明日もきっと楽しくて。
【ふじまるGTの個人日誌34】
いよいよ、ワトガまでたどり着きました。
ワトガはオートメーション化が進んだ素晴らしい街だと噂で聞いていました。
しかし、オートメーション化が進みすぎたのでしょうか。
ロボットが際限なく襲いかかってきます。
襲いかかってくるロボット達を、ハンマーでぶん殴り、レーザーをかわし、時に体で受け止め、ハンマーでぶん殴っては、ハンマーでぶん殴り、得体の知れぬ細胞が活性化する薬を脇腹に打ち込み、体を騙しながら、ハンマーでぶん殴る。
なんなんだよこれー!!
私は一旦逃げ、シーフード君に相談しました。
「たぶんロボットが暴走してるね。データ書き換えた犯人がいるはず。データ書き直せばロボットの暴走止められるかも」
こいつ‥‥。ホントにインテリジェンス3か?
「じゃあ犯人探しにいかないとだなー」
「そうなっちゃうかな」
「とは言え、手掛かりが全くないからなぁ。闇雲に探すしかないのかね」
「うーん」
「じゃあとりあえず合流しようか。シーフード君のキャンプ行かせてもらうわ」
「えっと。君もう見つけてんね」
【ふじまるGTの個人日誌35】
目が醒めると、無機質な密室。
手錠に繋がれた右手。
反対側に横たわる男。左手が手錠で繋がれている。
「ここは‥‥」
「俺は‥‥」
「俺はふじまるGT」
「あいつは‥‥」
「シーフードくん」
「昨日ヌカシャイン飲みまくって、手錠どっちが早く外せるか対決してる間にブッ潰れた」
記 憶 全 部 あった!!