まだ届かなくてもどかしくてこんなに傍にいるのに。
【ふじまるGTの個人日誌38】
「ふじまる!俺が銃撃つより早くハンマー振れるってどういうことだよ」
「あー。俺、ちからマックスだからね」
「俺ちから9だわ。女子の腕力」
「まぁ、銃なら腕力必要最低限でいいでしょ。どうせ俺が前出るし。女子の腕力で充分よ。ところでその服初めて見たけどどこで手に入れたの?」
「そこで死んでる女から剥ぎ取った」
「ひゅー。男子〜」
【ふじまるGTの個人日誌39】
「なんか今日は敵がさくさく倒せるぞ」
「今ふじまるの攻撃力上げてるから」
「でも荷物重くて動けないや」
「はいよ。荷物持てるようにしたぞ」
「結局重いわ」
「じゃあ足早くするよ」
「おー!はえー!」
「俺も荷物重いんだよねー。動物殺すと肉2倍とれちゃうから」
「君何でもできるな」
神様。神様聞こえますか?
シーフード君はいよいよ神になりました。
筋肉をムキムキにしてきたり、体にポケットをつけてきたり、あらゆることを自在に操ります。
「肉いっぱいあるしちょっと食って減らそうかな」
「ちょっと待ってくれ。俺今、腹減ってないんだ」
「俺は減ってるから食うよ」
「忘れたのかよ!君がものを食うと何故か俺まで腹が膨れるんだよ!やめろ!」
「俺は減ってるんだよムシャムシャ」
「アァー!!アァー!!腹が!破れちゃうから!」
「大丈夫かよムシャムシャ」
「やめろって!アァー!」
「ゴクゴク。ぷはー!」
パンッ!