思考回路はショート寸前。

80歳のおじいちゃん。ふじまるGTがドラクエ11が発売された記念に作ったブログです。猫がかわいい。FF14はじめました。やべー!おもしれ〜。

プロメア観たよってな話。

 

こんにちは。

 

 

先日プロメア観てきました。

 

 

 

ふじまるGTです。

 

 

 

 

 

いつものようにネタバレ感想会。いきます。

 

 

 

嫌な人はここから先行かないで下さいね。

 

 

 

 

この映画、めちゃくちゃスピード感あるんですけど、そのスピード感ある映画の冒頭、 割と長めにポリゴンチックな町並みを見せてきます。

 

 

説明しなくてもこれで世界観1発で理解できます。うまい。

 

 

だいたいもうこの連続。

 

元気タイプの主人公

できる上司

ツンタイプのヒロイン

クールなメガネ

体がでかいパワータイプ

変な博士

とネズミ一匹で消防チームを組んでいます。

 

 

僕らが今まで見てきたあれやこれをテンプレートとして組み込むことで、かつ、ご飯の食べ方とか話し方でキャラを掘り下げなくてもスッと関係性が入ってきます。

 

 

 

 

二時間にロボットアニメ1クールか2クール分を詰め込んでるから説明してる暇なんかなくて、展開で魅せてきます。

 

 

引っ張れそうな設定ガンガン投げ捨てていくから、勿体ねー!って思うんですけどそれが圧倒的スピード感を演出してます。

 

 

 

初戦でいきなり換装、新武器見せてからの新ロボ、2人乗り、変形、最終形態。全部詰め込んであります。

 

 

ドリル好きですよね。ドリル好きなのか、我々がドリル好きだからやってくれてんのか、もううわかんないです。

 

 

あと、最後のロボもらう時の場所、光子力研究所みたいで笑いました。プール割れて出てくるし。

 

腕組んで出てくるとこが、トップっぽかったです。

 

 

リオとガロが乗るロボの最終形態が、リオデガロンでリオを前にしたのは俺の奥ゆかしさだってガロが言ってて、すっかり騙されたんだけど、しっかりホントの最終形態ガロデリオンだしてくるって言うね!

やられました。

 

 

 

 

声優陣が、大体いつものメンバーなのも良かったです。

リオの手下2人が、カミナとヴィラルだったり、消防隊のメンツはキルラキルの委員長達だったり、アイナの姉ちゃんは流子で秘書の人は皐月でした。

 

 

でも1番すげーと思ったのは堺雅人でした。

前半静かに喋るタイプのいつもの堺雅人って感じのやつが、後半声裏返るくらい叫んでその声裏返る感じも鬼気迫る演出に見えてガチなのか演技なのかもうよくわかんねぇってなりましたよ。

 

終わったあとパンフ読んでたら納得しました。

4段階くらいで声の段階上げていくのを用意して行ったら、1段階目で4段階目要求されて、声帯の炎症がずっと頭をかすめながらもう知らないってとにかくやり切ったって。

 

 

 

 

実はテーマは意外に重たい。

クレイは1万人を救うために他を犠牲にしようとして、ガロは全部助けようとして、結果として全部助けられたけど、もし本当に助けられないって状況になったら1万人だけでも助けられた方がいいんじゃないか?とも思うし、クレイの考え方自体は完全なる悪とも思えねぇ。いき過ぎた正義って感じです。

 

 

まぁ、クレイは助けようとする行為そのものが地球を壊すって知りながらやってたから悪なんですけどね。

 

 

同じような状況に自分が置かれたらって考えたら、難しい選択だよなぁ。って思いますよ。

 

 

 

 

 

それでも熱くて熱くて熱いんだけど、テーマか火消しってとこがいいんですよね。

終始そこからブレなかったのが観やすくて良かったです。