まわれまわれメリーゴーラウンド
【ふじまるGTの個人日誌40】
私とシーフード君の道のりを思い出しましょう。
私とシーフード君は、ボルト76の出身です。
ボルト76が開いた時、監督官や他の住人は皆いなくなっていたから、アパラチアに残された監督官のログを辿りながら監督官を探していました。
最初は救急隊のレスポンダーというグループに会いなさいというログがあったのでレスポンダーに会いに行きました。
全滅してました。
レスポンダーを全滅させたのはスコーチという石化予備軍の人たちでした。
レスポンダーの中にはファイヤーブリーザーという消防隊のグループもいて、そっちに行きました。
全滅してました。
スコーチやばすぎるじゃん。って思ったら、対抗しているレイダーのグループがいるみたいだったので行きました。
全滅してました。
ローズちゃんがかろうじてロボットにAI移植してました。ロボットのくせに生意気です。
いよいよスコーチやべぇぜ。ってことで、BOSの団体に頼ることにしました。
BOSって言うのは、戦前の技術を蘇らせて、世界を再建しよう。って団体です。
全滅してました。
おいおい。これどうすんだよ。
スコーチなんとかしねぇとまずいぞ。ってところで、エンクレイブに出会いました。
エンクレイブはAIだけが残っていましたが、唯一まだ機能してる団体で、我々二人はエンクレイブの試練を乗り越え、なんかわかんないけど将軍になりました。
スコーチビーストクイーンを倒すにはエンクレイブの用意した核をぶち当てるしかないと言われ、将軍将軍と祭り上げられ、僕達は気づいたら
スコーチビーストに向かって核を発射してました。
勢いこえー!!
「なんか気づいたら将軍になって核撃っちゃったけどこれ正解なのかよ」
「わからん。が、スコーチビーストクイーンが死ぬどころか元気になっちまったのは確か」
「核で翼を授けちゃって。どうすんだよあれ!」
「なんかログあるぞ」
「さっきまで無かったのに。聞いてみるか」
『これが最後のログです。あなた達はなんてバカなことをしたのでしょう。核で滅びたというのにまた核を撃つなんて』
「え?監督官見てたの?」
「久々に監督官に怒られたなぁ」
「浸るなよ。ってか、見てたなら出てきてくれればいいのに!」
「生きてたってわかっただけでいいよ」
「いや、待てよ。敵に囲まれてやべー!ってなったときたまにどこかから援護射撃くることなかった?」
「あったな。え?まさか」
「ずっと見てたのか。ずっと見てたのかよ監督官!」
「バカなことをとか言うなら止めてくれれば良かったのにね」
「な。とりあえずスコビクイーンどうする?めっちゃくちゃに暴れてるけど笑」
「笑ってる場合じゃねぇよ。倒すしかねー!行くぞ」
「クライマックスですか。いきましょう」
次回最終回。