思考回路はショート寸前。

80歳のおじいちゃん。ふじまるGTがドラクエ11が発売された記念に作ったブログです。猫がかわいい。FF14はじめました。やべー!おもしれ〜。

ペルソナ5の話をしようよ。

 

こんにちは。

 

 

ペルソナ5ロイヤルが発売されますね。

 

 

 

ふじまるGTです。

 

 

 

この商売私はどうかと思うんですけどね。

 

もう無印やったからさすがにフルプライスでは買いませんよ。気になるけど。

 

 

 

 

そんなペルソナ5で私が思ったことを書かせて下さい。

 

もういいでしょ。

 

 

 

まだやってなくてロイヤルやるつもりならここから先、読まないことをオススメします。

 

 

 

ネタバレありです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペルソナ5のお話。

 

 

 

ペルソナ5の発売前、イゴールの声優さん田の中勇さんが亡くなりました。

 

目玉のおやじの声優さんでおなじみですね。

 

 

田の中さん亡くなっちゃって、イゴールの声どうなるんだろう?って中の発売だったんです。

 

 

 

発売後、プレイしてみると声が違うんです。当たり前ですよね。亡くなってしまって声が録れないわけですからね。

 

 

 

そんな感じで新イゴール馴染むのに時間かかりそうだなぁ。しかし声を変えたことで性格まで変えてきたのか。なんてプレイしてたんですよ。

 

 

 

 

 

 

このタイミングがうますぎてやられた。

 

 

 

声優さんの死まで使った半ば禁じ手のようなギミック。

 

 

ラスボスがイゴールに化けてて、本物のイゴールは封印されていた。というストーリー。

 

そりゃ性格も声もちげーわ。

 

 

封印から解かれたイゴールがちゃんと田の中さんの声でしゃべった時の、うわー!やられた!はかなり気持ち良かったです。

 

 

 

 

 

これはリアルタイムでやってきたからこその、痛快な騙され感であって、5の主人公はイゴールに会うのが初めてでも、私はイゴールのこと知ってますからね。

3、4やらずに5だけやるとか、田の中さん亡くなったの知らずにやってた場合なんの爽快感もないのです。

 

 

 

 

 

この体感があるからこそペルソナ5は名作としていい。というかこのためだけに存在していると言ってもいいくらいだと私は思ってます。

 

 

 

 

 

でも、ストーリーが少々難ありなんです。

 

 

これを書きたい。

 

 

 

人間誰しも、表の顔と裏の顔があって裏の顔が肥大化しきった人の精神世界をパレスと呼びます。

 

パレスは一般人には見えず、ペルソナの能力に目覚めた主人公達にだけ見え、そして介入できます。

 

 

肥大化した悪しき心をパレスから盗むことで現実世界の方を浄化する。みたいな話です。

 

 

最初の悪い人が、学校の先生で、これもすごくうまいんです。

わかりやすく嫌な奴で、1番最初にもってくるにはとてもいい敵。

 

 

鴨志田先生は、生徒に暴力を振るうし、セクハラもする。ってやつです。

 

 

友達がやられちゃって、自分らも退学に追い込まれかけてもうこっちもやるしかない。って感じで物語に入っていきます。

 

 

倒した時のやってやった感によって、すんなり物語にのめりこめるので、鴨志田先生は本当にいい敵でした。

 

 

 

2人目の敵は斑目先生。こっちの先生は学校の先生じゃなくて有名な画家の先生です。

 

 

 

優秀な弟子の描いた絵を自分の名前で世に出して、弟子にはひどい仕打ちをする。なんてやつです。

 

 

こいつもなかなかのクズ野郎なので、やられて当然みたいな感覚になって、成敗してやった感がすごいあります。

 

 

ペルソナ5 の最初の敵2人は本当に物語の導入にふさわしい敵でした。

 

 

 

そして主人公一派が、怪盗団として跋扈しはじめます。

 

 

ここからです。

 

敵が悪徳金融業者、ブラックバーガーチェーンの社長、悪徳政治家。と相手の規模がでかくなっていきます。でかくなっていくメインの話と、怪盗チャンネルというサイトが出来て、そこに書き込みがあったちょっとした悪いやつを改心させていくというサブの話があります。

 

 

メディアに露出しているような人が、急に改心したりして、あれは怪盗団がやったんだ!と世間は怪盗団!怪盗団!とお祭り状態になっていきます。

 

 

5ちゃんみたいなとこに連日スレが立ち、あいつをやってくれないかなぁなんて願うやつとか、怪盗団アンチとマンセーで喧嘩してたり、まぁ今の日本にリンクするような話になってます。

 

 

怪盗団は完全に世の中のおもちゃにされます。

 

 

 

結局、人は他力本願で怪盗団がやってくれるのを願うだけ。

 

 

怪盗団も今までの敵、全員無理矢理悪い心奪って改心させてるだけ。

 

 

 

これが私の一番のむむむポイントです。

 

 

対話がないんです。

 

こいつ悪いやつだから無理矢理改心させます。ってのを繰り返すんです。

 

 

説き伏せて、根底からそいつを改心させてないからたぶんいつかまた、この悪いやつ達の心には悪い心が芽生える。と思っちゃいます。

 

 

 

 

そしてラスボス、実はイゴールに化けて、主人公と明智君にペルソナ能力与えてみて、どっちが勝つかなー。って遊んでるだけの神様でした。

 

 

怪盗チャンネルに書き込まれているような小さな、人々の願い。

明日学校行きたくないなぁ。とかあの上司いなくなってほしいなぁ。とかそういう願いを一気に叶えてやるよ。って感じで、はい、じゃあ世界消しまーす。君たちが望んだんだよー。って世界を終わらせようとしてくるんです。

 

 

 

ラスボス倒したら世界は元どおり、何もなかった日常です。

人々は今世界が消えそうになっていたことも知らずにこれからも他力本願でのほほんと生きていくんです。

 

 

こんな終わり方のくせにめちゃくちゃ爽やかにハッピーエンドみたいに終わるんです。

 

 

 

サブだと思ってたストーリーが最後メインになるとか、イゴールの仕掛けとか、作りは最高なのに、最後の方の感じ、すごいモヤるんですよ。

 

 

 

 

 

なんもかわってねー!

 

 

 

が最後の感想でした。

 

 

 

 

ロイヤルでこのモヤを解消してくれてるとは思いませんが、解消してくれてたらいいなぁ。と思います。

 

 

PVみると完全新作に見えるほど興味そそるのがずるいです。