越えていけ。
明けましておめでとうございます。
今年も明けることが出来ました。
あと何回年越せるかわかりませんが、越せれる限り越えていこうと思います。
ふじまるGTです。
越えるで言うと、一個語りたい話題があります。
私、キュウソネコカミってバンドが好きなんですが、キュウソが今年ネズミ年に10周年イヤーと言うことでね。
今月末にミニアルバムが出ます。
予約しました。
今日は、キュウソの話です。
キュウソで私がうぉぉ!ってなった話です。
公式で、そうと言われてるわけではないので、話半分に聞いてください。
キュウソのメジャー5枚目のシングルが越えていけ、というタイトルの曲で、シングルではこれが1番新しいものになります。
この曲はアニメメジャーセカンドの第一シーズンのオープニング曲でして、まぁ、バンドあるあるだと思うんですが、タイアップに寄って、丸くなっちまったみたいなことを言われたりもするわけなんです。
特にキュウソは、ヤンキーって怖いしバカだよね。って曲とか、タバコ吸ってる奴くせーんだよ。って曲とか、かわいいは作れるけどかわいいしかつくれないお前は30過ぎたら需要ないよ。って曲とか、学芸会みたいな漫画実写化やめろや。って曲とか、人が作った曲繋げてるだけでイキってるクソDJしばく。って曲とか、全方位ディスってくスタイルがうけてたから、タイアップで応援ソング歌ってるよ。かわっちまったな。なんてなりやすいわけです。
確かにこの一曲だけ見ると、お前の人生一度きりなんだから人の言うことに左右されずにいけ。みたいな背中押す系の曲で、ディスを求めてる人達からしたらそう思われても仕方ないような一曲なんです。
でもこれのうぉぉ!って思ったところは、ディスクに有りなんです。
これ、3曲入りのシングルで、一曲目はこの、越えていけ。で、PVも部活みたいな感じになってます。
2曲目がMUKI不MUKIって曲で、これも部活みたいなイメージで、運動してるやつらは一生懸命やってるからモテるし輝いてるけど、その間、俺らは部屋で楽器ジャカジャカやってるよな。みたいな曲なんです。
一曲目でスポットライト当てなかった、文化部にスポット当ててるんですよね。
あー。あの頑張ってる運動部の人たちに応援ソングの1つでも歌ってやりたいよ。みたいに一歩引いたとこから眺めてるようなイメージの曲です。
そんで3曲目がThe band。
まさに自分達を歌った曲。
歌詞がわかりすぎる。
同じこと続けてたら飽きられる
流行りを先取りして、中指立てるの肩身狭いです。
染み付いたイメージはなかなか拭い去れないし、少しそれただけで昔を求められるし、音楽性変えた方がいいのか?意地張るのか?流行りに乗り換えるか?嘘はつらい、わがままでもいたい。ってもう思いをストレートに伝えてきてて、長く続けたバンドならたぶん誰もがぶち当たっているであろう悩みが綴られています。
でも結局どうあれ、ロックバンドでありたいんです。って曲。
いつか終わってしまうけど、ライブが出来てる間は遊びにきてくれよな!って、そんな曲でこれがすごいぐっとくる曲なんです。
で思い返してみると、もしかして、二曲目でひたすら楽器ジャカジャカやってた若者が、それこそ、何年も続けて三曲目のようにバンドを組んで、いろいろ悩みながら数々の曲を作ってきて、あの日思った、応援ソングの1つでも歌ってやりたいな。って気持ちをついに形にしたのが一曲目の超えていけなんじゃないか。ってストーリーを連想させたんです。この3曲で1つじゃねーか!って。
うぉぉ!
ですよ。
今の時代配信で1曲ずつ買うのが当たり前になってて、なんなら買いすらせずYouTubeで済ませてみたり、サブスクで曲流し聴きしたり、CDが売れない時代ですけれど、CDというパッケージで買ってみると、こんなストーリーが見えてきたりして、そうすると、1曲に対しての思い入れが変わってきたりするから、だからCDを買ってみるのも悪くないんじゃないかな。ってそんな風に思いましたよ。って話です。
ちなみに音楽性変えて行きますよ。って合図の曲かと思ったら、その次のアルバムがめちゃくちゃディスってたからうけました。アルバム「ギリ平成」名盤なのでおすすめ。
なんか、キュウソは悪口ばっかり歌ってるみたいなイメージになりかねない内容になってしまいましたが、いい曲揃いなのでまずはYouTubeで見て良かったらCDを買って衝動が抑えられなくなったら、ライブに行こうぜ。
それでは新年スタート。