十色定理。
こんにちは。
買いましたよね?
十色定理。
ふじまるGTです。
25日に、Plastic Tree15枚目のアルバムが発売されましたね。
買いましたね?
私、ももクロだキュウソだとブログに書いてましたが、圧倒的にプラトゥリが好きなんです。
もしこれから先、1グループの曲しか聴けなくなるとしたら一瞬も迷うことなく彼らを選択します。ってくらい。
プラの良いところはあげたらキリが無いんですけど、よく言ってるのが2つあって、1つは詩の世界が良い。1曲聴き終わった後、映画か小説でも読み終わったかのような後味を残してくれます。アルバムともなればその感覚は絶大。目の奥に情景が浮かんでくるんです。
2つ目は、歌詞のフォントが最高なんです。
歌詞カードがあらゆるフォントで書かれていて詩のイメージを歌詞カードから表現してるのがいいんですよ。歌詞カードはCD買わないと見れないから、サブスクで手軽に聴くのもいいと思うけど、私は好きならちゃんとCD買おうって思いますね。ま。それはともかくとして歌詞です。
地下室を降りていくよ。って歌詞が、階段降りてたりするんです。
涙がこぼれたって歌詞なら滴がたれてるようなデザインにしてあったりとか。
1枚紹介するとこんな感じ。
とにかく言葉を大切にしてる感じが伝わってきます。
そんなプラのニューアルバム、タイトルが良い。
十色定理。
これは四色定理から着想を得た造語みたいです。
四色定理(よんしょくていり/ししょくていり、英: Four color theorem)とは、厳密ではないが日常的な直感で説明すると「平面上のいかなる地図も、隣接する領域が異なる色になるように塗り分けるには4色あれば十分だ」という定理である。
つまり、今のプラを知るにはこの10曲で十分です。ってことです。
強気なタイトル!!
確かに聴いてみると、あらゆる方向性を網羅したようなアルバムになってます。
どうやらシングルを除く8曲、メンバーそれぞれ2曲担当して持ち寄って作ったようです。
プラの強み。全員曲作れる。
コンセプト決めて1つのアルバムを仕上げるというよりは、バラエティーに富んだアルバムという感じです。
これは受け止め方によっては一長一短あると思うんですよね。
私は結構、アルバムの色みたいのが好きなので、一曲ずつバラバラってより、全曲通して1枚のアルバムだった。って方が好きだったりするもんですからね。
でも大丈夫。
十色定理です。
色んな世界覗いたような感覚になりました。
それでいうと、意外と前回のdoorAdoreとは全く違う作りでありながら、その世界のドアを開いて覗いているというテイストが同じような気もしてきて面白いし、最後のエンドロールって曲のイメージからフィルムを連想して、ベストアルバムCutを思い出したりして新しいのに昔みたいな変な気持ちになります。
というのも、今回はそれぞれがやりたいことを好きなようにやって作ったというようなインタビューをみたんですけど、やりたいようにやってるからか、たぶん好きなフレーズだったり癖みたいのが隠さず出てるので、ホントに昔の曲みたいな雰囲気もあって、良い。
ここ、2、3枚のアルバムはなんかちょっと初期から中期の雰囲気を纏いながらの新曲が多くて、すごくいいんですよ。
10曲目のエンドロールなんて、もう、そうそうこれこれこれがプラっぽいのよ。
って思っていきなり好きになったんですけど、作ったの竜太朗でした。
他のメンバーが作った曲もいいんだけど、やっぱ竜太朗が作った曲が私にはプラ感強いです。
プラに関しては気にせず書いたら10万文字とかになってしまいそうなので、この辺でやめます。
iTunes Storeとかだと長めに試聴できるので、こんな文章読んでないで試聴してきてください。
十色定理で検索です。
はい行った。行った。
サンキューベジータ。