ハリネズミズム良し。
こんにちは。
ハリネズミズム発売から一週間がたちました。
ふじまるGTです。
どうして、どうしてこんなに良いんでしょうか。
とても良き1枚です。
10周年の節目のまとめの1枚でありながら、これからの決意表明のような1枚でもあります。
キュウソネコカミって?って人はまずはここから聴いてもいいというくらい、キュウソとは?が詰まってました。
ミニアルバムなので、全7曲クレジットされてます。シークレット1曲入ってるので実際は全8曲です。
1曲目のWelcome to 西宮
これはただひたすら、地元の西宮住みやすくていい街だよ。って言い続けてるだけの曲なんですが、10周年にちゃんと地元に還元できるって素晴らしいですよね。
ライブのMCの時にいつも西宮から来ましたキュウソネコカミです。って言ってるからね。
どうしてもお客増やそうと思ったら東京で活動したり地方まわったりしなきゃいけなくて、そのどこかで夢破れてしまうバンドが数しれない中、ちゃんと地元に戻れるって、売れた証拠ですよ。
2曲目は あいつホンマ
あいつバカでクズだけど、たまに刺さること言うよな。って曲。ハッピーポンコツみたいなメッセージ性。
4曲目が 戯我浪費
ギガに囚われがちな現代人を風刺した曲です。
速度制限。
この2曲はこれぞヤマサキセイヤというような着眼点の曲です。俺達はファンは、知った日も好きになった日も別々だけど、そもそもこういう面白い着眼点に自分の何かが触れたから好きになったんじゃないか。ってのを思い出させてくれる曲です。
そしてなんかちょっと初期っぽい。
3曲目は 華麗なる飯
日清のカレーメシとのコラボ曲。
カレーメシの作り方を教えてくれてます。
タイアップもバッチリ。
5曲目は 役立たず(2020バージョン)
6曲目は 適当には生きていけない(2020バージョン)
初期2曲を今風にアレンジしたものとなっております。
この2曲はまともに向き合うと結構精神が削られます。キュウソはそういう芯食ってるメッセージが多いです。
こんなキュウソってこんなバンドだよ。っていうのが、詰め込まれてて、最後7曲目、冷めない夢
キュウソほど、ずっと等身大をストレートにぶつけてくるバンドを他に知らない。ってくらいキュウソはメッセージを歌詞に込めてます。
違う曲でも込められてるメッセージは一貫してて、すごくミュージックシーンを冷静に見てるな。って思うんです。
よく出てくるのは、いつか終わるってこと、5RATSでは、止まったら死ぬかもしれない、俺らどこまで行ける俺らどこまで生ける。と歌い、人生はまだまだ続くのシークレットトラックでは、僕らいつか消えるけど、君たちの人生はまだまだ続く、解散とか休止とか寂しいけど、俺らの元気なうちは遊びにこいよ。最後のその日がくるまで愛してくれよ。と歌う。ファンからしたらいつか終わるなんて言われたら不安になるかもしれないけど、紛れもない現実、それは決してネガティブになって言ってるわけじゃなくてそういうもんなんだ。っていうこと。
冷めない夢では、叶うかわからないどうなるかわからないと歌っていて、でも冷めない夢を追い続けるだけだ。と言い続けるんです。
夢について具体的に言っているわけではないけれど、テレキャスばっかでは売れてるバンドが日本から出ていかない。と歌っていて、海外に行きたい。ってのは前から言ってます。
メジャーデビュー曲ビビった。でも売れたいマジでとうたっているのでとにかく上にいくんだ。ってことなんだと思います。
次の10年に向かって走り続ける。って宣言をしたような力強い一曲でした。
PVは過去の曲のタイトルや歌詞を連想するようなものがガンガン見切れてくものになってるので何曲発見できるか楽しんでみてもいいと思います。YouTubeで見れます。
おまけ。
シークレット8曲目、怪獣のバラード。
怪獣に生まれました。終わってますよね。
ヒーローに倒されるだけですよ。って曲。
ウケるんだけど、悲しい。っていうか、なんか下手すりゃ泣ける。
iTunesみたら8曲目は買えなかったので、CD買うしかないです。
熱くなりました。終わります。